数回前の記事を書いているときに、ふと、思い込みってあるなと思いました。
肩こりがない生活なんて考えられない。
自分は便秘症である。
疲労は自分の手では解消できない。
「厭う」ってあまりいいイメージない、とかも。
今わたしが思う、思い込みの代表は「○○したらいいことは分かっているんだけど」です。
例えば寝る前のストレッチ。
本当に「したらいい」んでしょうか。
こんなケースがありました。
体を動かすことが大好きなお客様。
常に忙しく動いていても全く苦ではなく、むしろ読書とかは罰ゲームだと。
その方も「寝る前にストレッチでもすればいいんでしょうけど」と仰っていました。
ついにはストレッチ用のボールを買ってストレッチを始めたそうですが、
その後なぜか体が思うように動かなくなったそうです。
逆にストレスになっているようだったので、ストレッチはしなくて良いことにして頂きました。
義務的なストレッチから解放されて以降、体の調子が戻ったそうです。
そしてその方、肩が前に出ていたので胸を張るように提案していたのですが、
それは苦ではなかったそうで、ストレッチはやめても肩を開くことは意識して続けてくれました。
姿勢がきれいになったでしょうと、自慢もされました。
暫くするとそれ程意識をしなくても姿勢を保てるようになり、埋もれていた肩甲骨が動くようになり、
大好きな運動も再開されたそうです。
大好きな運動を再開されたのは、動かずにいられない事情があったからのようですが。
「すればいいと分かっている」ことは上手くいかなかったけれど、
少し意識すれば苦も無くできることは喜んで続けられて、
本当にしたいことを再開して心も元気になる。
おもしろいなと思いました。
新しいことを始めるとか、慣れないことを続けるのはいいけれど、
「やらなくちゃ」とか思ってまでする必要はないと思います。
そう言っている時点で、本当はやりたくないのが伝わってきます。
最近していた工作で筋肉痛になりました。
楽しかったのですが、慣れない作業で体に無駄な力が入っていたためと思われます。
こんなことで筋肉痛になるなんて。。。
筋トレして筋肉をつけなくちゃ。